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龍夢の洞

ただ今建造中。ビックリマン(BM)シールストーリー検索事典。検索ができるようにするため、スマホもPC版での閲覧推奨です。切り替えはページ下部に。 『使いかた』1.「ストーリー(BM)」カテゴリを検索。 2.古い順に読む 。3.「ストーリー」の知りたいタイトルをキーワード検索。4.その「ストーリー」に関連する項目が出ます。 「キャラ」を知りたい場合は、1.キャラ名をキーワード検索。2.キャラ名タイトル(検索:)に書いてあるキャラ名固有部分をキーワード検索。3.同一キャラ、関連キャラ、関連エピソードが出てきます。*全部のキャラを網羅はしてません。 / Sound Holizon少々(2012年以前)。

黒き貴婦人

去年あたりから考えていたテレーゼさん関連のあれこれです。
うちのはこんな感じ、というくらいのまとめ。

テレーゼさんの『母にして姉』はそのまま、
父との近親相姦の結果の子がメル、ということ。
その辺の経緯は妄想ですが、前に書いたので今回は略します。

社会的通念としての教会の教えでは、近親相姦は罪。
しかし、貴族社会では家の血を守るためという名目で、
秘密裏ながら当たり前のようにまかり通っていたのではないかと思ってます。

けれど、当時は信仰に篤かったテレーゼは、
自分との間に子をもうけた父を告発し、自分もろともに断罪した。
それが『断罪者にして贖罪者』ということかと。

そして、エリーザベトに恋したメルに対して、
「闇を背負うのは私で終わり。あなたは光の中へお行きなさい」
というのは、近親相姦の系譜を終わらせるということなんじゃないかな、と。

それから、メルが戻ったときに連れてきた二人を、
テレーゼはエリーザべトの母の差し金だと思ったんじゃないだろうか。
よりにもよってその日…だし。
どこの馬の骨とも知れない二人組に対して
わざわざ貴族として名乗りを上げるテレーゼに
前から違和感があったのだけれど、
二人を貴族の子飼いだと思っていたのなら納得がいく。

『彼女が魔女になった理由』の『喜劇』というのは、
エリーザべトとその母、つまり自分が助けた者に裏切られた、と思った
ということを指しているんじゃないだろうか。

そこから『火刑の魔女』のラストのエリーゼの台詞、
「子供なんて図々しくて嘘吐きで、私は大嫌い」につながっていると、
切ないなあ…と思う。


で、『宵闇の歌』の最初の台詞は、
「メル、(愛しているから一緒に)地獄に堕ちて」
だと思ってます。私は。

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「月光のように」

イドネタこねつつ今頃また考察やってます。
ふと思いついたのでメモ。

『この狭い鳥籠の中で』での
「地に墜ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう」の
「月光のように」がずっと気になっていまして。

「窓辺に降り立った君は 月光のように 優しく笑った」から、
メルに関係しているんだろうなあ、とは、漠然と思っていたんですが。

そして「地に墜ちるその刻まで」は、
エリーザべトが死ぬときまで、ということかなと。

今日ぼーっと考えていて、ふと思ったのですが、
「月光のように羽ばたいて」って、
「メルのように生きて」…つまり「亡きメルの遺志を継いで」
と、取れないだろうか、と。

彼のしたかったであろうことをするつもりなのかな、と。

「地に墜ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう」は
もしかして、「命がけで彼の遺志を遂行しよう」と言っているんじゃないだろうか。

メルの遺志ってなんだろう。彼が生きていたらしたかったであろうこと。
…と考えると、テレーゼさんの(それとメル自身の)ための復讐…?

そこから、「夜の復讐劇」へと続くのかな、と思いました。
どんな形での復讐になるのかはわかりませんが。

はい、思いつきです。

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うあ

「復讐劇を始めよう」ではなく「復讐劇の始まりだ」でした。
とすると、メルヒェンさんは傍観者的な立ち位置な可能性もあるわけですね。
もうちょっと聞きこんでから物言えや…。

いいかげん仮説の上に仮説を立てるのも不毛なので、しばらくは黙っときます。

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しまった

エリザベートとアンネローゼではなく、エリーザべトとアンネリーゼなのね。
失礼いたしました。

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