キルデベルト6世
カテゴリ分けにちょっと悩みました。
一応、根拠が全くない設定を基盤として考えを広げていく場合を
「妄想考察」としたんだけど、実際書いてみると結構曖昧な気がする。
今回は…迷ったけど一応「考察」で。後で変えるかもしれないですけど。
キルデベルト6世について。
前に彼のことを「それなりに能力のある王だったイメージ」と書きましたが、
それは、おそらくは圧倒的に不利な状況にあっただろうはずなのに、
ブリタニアとの休戦協定会談の場所を、自国の領域内に設定する事ができたあたりに
彼の政治的手腕を感じたからなのですが。
ただ、ブリタニアへの侵略について考えると、話はまったく違ってくる。
ふつう、戦争というのは国益のためにするわけで、
領土を広げるというのも、それだけ入ってくる税などが増えるから、というのが大抵の理由。
宗教対立、という理由も確かにありますが、
最初からそれほど根深い対立があった様には個人的にはあまり感じられないし、
それだったら征服後に改宗させればいいだけの話で、
(それは軋轢の元には確かになるけど)
初めから「皆殺し」という、自国内からさえ反発が出るような手段に出る理由がわからない。
そもそも、身も蓋もない言い方ですが、
殺しちゃったら税取れないじゃん。
元を取れるだけの資源がブリタニアにあったのかなとかも思ったのですが、
その後の状況などを見ると、やっぱり愚行としか思えない。
そういうあたりにさえ気が回らなくなるほど思いあがってしまっていたんだろうか?
その辺が、イメージが剥離していてしっくりこなかったのですが。
何かよっぽど欲しいものが、ブリタニアにあったのかなー、などと考えていて、
ふと思い当ったのが、『雷神の系譜』に出てくる邪神。
パーシファルが雷神の民の末裔、という考察を見たことがあります。
だったら、邪神が封印されているのは、ブリタニアの地なんじゃないだろうか。
もしそれを教団がキルデベルト6世に、
「ブリタニアの地には神が封印されている。その神の力を手にすれば、
ガリアのみならず世界の全てを手に入れることができる」
「ただし、あの地はかつてその神を封印した力を持つ民の末裔が支配している。
障害となるものは取り除いておくにこしたことはない」
などと、吹き込んでいたら…?
それだったら、ブリタニア侵略に出た心情もわからなくはない。
初めから、「邪教の使徒は根絶やしにしろ」などと云う暴挙にも、出るかもしれない。
教団は嘘をつく必要もないけれど、本当のことをすべて教える必要もない。
そして、それは嘘に準じる。
教団は全てを思惑のままに動かしていくことが出来る。
教団側としては、それが成功する必要は必ずしもなかったと思う。
どちらかと言えば、失敗してもらうのが目的だったのではないかと思う。
邪神の開放もガリア全土の征服も。
だからこその、アルヴァレス暗殺であったように思う。
…「思う」が増えてきたな。やっぱり妄想かな(笑)
一応、根拠が全くない設定を基盤として考えを広げていく場合を
「妄想考察」としたんだけど、実際書いてみると結構曖昧な気がする。
今回は…迷ったけど一応「考察」で。後で変えるかもしれないですけど。
キルデベルト6世について。
前に彼のことを「それなりに能力のある王だったイメージ」と書きましたが、
それは、おそらくは圧倒的に不利な状況にあっただろうはずなのに、
ブリタニアとの休戦協定会談の場所を、自国の領域内に設定する事ができたあたりに
彼の政治的手腕を感じたからなのですが。
ただ、ブリタニアへの侵略について考えると、話はまったく違ってくる。
ふつう、戦争というのは国益のためにするわけで、
領土を広げるというのも、それだけ入ってくる税などが増えるから、というのが大抵の理由。
宗教対立、という理由も確かにありますが、
最初からそれほど根深い対立があった様には個人的にはあまり感じられないし、
それだったら征服後に改宗させればいいだけの話で、
(それは軋轢の元には確かになるけど)
初めから「皆殺し」という、自国内からさえ反発が出るような手段に出る理由がわからない。
そもそも、身も蓋もない言い方ですが、
殺しちゃったら税取れないじゃん。
元を取れるだけの資源がブリタニアにあったのかなとかも思ったのですが、
その後の状況などを見ると、やっぱり愚行としか思えない。
そういうあたりにさえ気が回らなくなるほど思いあがってしまっていたんだろうか?
その辺が、イメージが剥離していてしっくりこなかったのですが。
何かよっぽど欲しいものが、ブリタニアにあったのかなー、などと考えていて、
ふと思い当ったのが、『雷神の系譜』に出てくる邪神。
パーシファルが雷神の民の末裔、という考察を見たことがあります。
だったら、邪神が封印されているのは、ブリタニアの地なんじゃないだろうか。
もしそれを教団がキルデベルト6世に、
「ブリタニアの地には神が封印されている。その神の力を手にすれば、
ガリアのみならず世界の全てを手に入れることができる」
「ただし、あの地はかつてその神を封印した力を持つ民の末裔が支配している。
障害となるものは取り除いておくにこしたことはない」
などと、吹き込んでいたら…?
それだったら、ブリタニア侵略に出た心情もわからなくはない。
初めから、「邪教の使徒は根絶やしにしろ」などと云う暴挙にも、出るかもしれない。
教団は嘘をつく必要もないけれど、本当のことをすべて教える必要もない。
そして、それは嘘に準じる。
教団は全てを思惑のままに動かしていくことが出来る。
教団側としては、それが成功する必要は必ずしもなかったと思う。
どちらかと言えば、失敗してもらうのが目的だったのではないかと思う。
邪神の開放もガリア全土の征服も。
だからこその、アルヴァレス暗殺であったように思う。
…「思う」が増えてきたな。やっぱり妄想かな(笑)
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