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龍夢の洞

ただ今建造中。ビックリマン(BM)シールストーリー検索事典。検索ができるようにするため、スマホもPC版での閲覧推奨です。切り替えはページ下部に。 『使いかた』1.「ストーリー(BM)」カテゴリを検索。 2.古い順に読む 。3.「ストーリー」の知りたいタイトルをキーワード検索。4.その「ストーリー」に関連する項目が出ます。 「キャラ」を知りたい場合は、1.キャラ名をキーワード検索。2.キャラ名タイトル(検索:)に書いてあるキャラ名固有部分をキーワード検索。3.同一キャラ、関連キャラ、関連エピソードが出てきます。*全部のキャラを網羅はしてません。 / Sound Holizon少々(2012年以前)。

下心テクター事件(かしんテクター事件)(検索:シャーマンカーン スーパーデビル 聖フェニックス)

天魔界では、スーパーゼウスとの戦いに敗れたジュラが、傷を癒し飲み込んだ『影の子』Bゼウスの力を完全に我が物とするため、眠りについていた。

統率者を失った悪魔達は天使に対抗するため、ジュラに代わって自分達を率い、ジュラ復活後は彼を知力で支える新しいヘッドの誕生を願った。
願いは届き、天魔界の悪心が集い渦巻く場所『魔性暗黒ゾーン』から新しい悪魔ヘッド『スーパーデビル』が誕生した。

誕生後、デビルはすぐに動き出す。分身を天使に偽装して天聖界へと侵入させ、次々と天使達の聖心を眠らせて魔性暗黒ゾーンへ落としていった。

天使達が突然消息を絶つ事件に、犠牲者は増えるも『敵』は一向に尻尾を掴ませない。ついに、シャーマンカーンは自ら天聖界の調査に乗り出す。そしてその中で、フードを目深に被り、鈍い光を放つ十字架の杖を持つ、得体の知れない天使らしき者に出会った。

その『天使』はカーンに跪き頭を下げた。カーンの右胸の『心』の文字に『天使』のフードの下から覗く『心』の文字が近づく。その時、カーンの『魔無予知シグナル』が虹色に輝いて回転し危険を知らせた。飛び退く『天使』の額には『悪』の文字。
天使を偽る『偽神』デビルだった。
偽神はすぐに姿を消し、証拠は何も残らなかった…。

だが後日、カーンとデビルが密会していたという噂が天聖界に広がっていた。曰く「カーンにデビルが悪心を植え付けた」と。

噂はSゼウスの耳にも入っていた。カーンは弁明したが、Sゼウスは疑いを捨てられなかった。天聖界の頂点を成す二人の強固な絆は揺らいでいた。やがて彼らは信頼を取り戻すが、それがいつどんな切っ掛けによって成されたかは記録には残っていない。

偽神デビルの天聖界侵入は続く。彼は天聖界に生きる天使達の力の源である『六聖源』の核である、六人の老天使の持つ『六聖球』が、天聖界の力を一部支える大きな力を持っていることを隠密裏の活動によって探り出した。

一方、天聖界にも新たなヘッドが誕生した。天使達の平和への願いが、彼らのことわりである『愛』と『勇理』の結晶となり、それが『聖フェニックス』という若い天使となったのだった。

平和を体現したような最も天使らしい姿の聖フェニックスは、武器を持たなかったが強い理力を持っていた。天聖界に暗躍する偽神デビルを発見し、彼と対決して天聖界から追い出すことに成功した。

そしてまた、聖フェニックスは一つの使命を持っていた。天聖界の天使、お守り達のための新たな地『次界』を開拓創造することだった。

彼に付き従う若い天使達も続々と生まれ、時代は『始天紀』から『伸天紀』へと移っていた。

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用語解説(検索:第一次聖魔大戦)

・『聖神』
ビックリマン世界の『神』。天界山脈のふもとに源層界を創ったと言われている(資料による)。
・『天界山脈』
天聖界と天魔界を隔てる山脈。源層界に最も近いといわれ、観測や修行など特別な目的のある者以外が足を踏み入れることはめったにない。
・『源層紀』
まだ聖魔の境も曖昧で皆が穏やかに暮らしていた時代。住人達と聖神の距離も近く、故に神の子(Sゼウス、Bゼウス)が住人(カーン、ジュラ)に託されることもあった(便宜上『人』と書いているが『神』に対する立場としての『人』であり『人間』という意味ではない)。
・『魔紀元』
表層界が分裂し、天魔界が成立した時点をこう呼ぶ。
・『始天紀』
魔紀元後、天聖界と天魔界が並び立って以降を言う。
・『理力(りりょく)』
天使の生命エネルギー、または天使の行使する力。
・『魔力(まりょく)』
悪魔の生命エネルギー、または悪魔の行使する力。
・『リング』
天使の中でも特に理力の強い者の頭上に浮かぶ光の輪。これを持つ者が『ヘッド(統率者)』として認められる。
・『ヘクサゴン(無限魔念星)』
悪魔の中でも特に魔力の強い者の頭上に浮かぶ光の六芒星。これを持つ者が『ヘッド(統率者)』として認められる。(つまり厳密にはサタンマリアは『ヘッド』ではない)。
・『お守り』
『天使』『悪魔』に次ぐ第三の種族と捉えられる(『お守りのヘッド』も存在する)が、天使でありながらお守りの任に就くものも中にはいる。そこを考慮すると、必ずしも種族という意味合いだけが『お守り』の分類ではないように思える。よってこの場面での解釈は『戦う際の役割』とした。ビックリマンの場合、異なる解釈はあって良いと考える(もちろんこのブログも説のうちの一つであることは例外でない)。

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十字架天使(検索:第一次聖魔大戦 エンジェル)

源層紀に生きた、女性としては天使側最強の呼び声も高い天使。

先端が十字架型をした矢と、射時のウィンクの相乗効果で強力な光を発生させ、標的となった悪魔の心を聖心へと変えてしまう。
美少女であることでも有名で、戦時以前にはアイドルとしてデビューしたこともある。

第一次聖魔大戦でも大きな戦果を上げ、その功績によって後のジュラ復活の際に、対抗する復活六天使の一人として選ばれる。

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スーパーゼウス(検索:第一次聖魔大戦 Sゼウス)

称号:次神子(光の子)
通称  全能の神

聖神が産んだ双子の『神の子』の片割れであり『光の子』とも呼ばれる。

シャーマンカーンの指導を受け天界山脈で修行して、天使ヘッドの証である頭上のリングを完成させた。
第一次聖魔大戦で始祖ジュラを倒し戦乱を終結させ、天使とお守りの住む国『天聖界』を建国した、天使側の功労者であり最高権力者である。

文武共に秀で優れた統率者だが、大金と美女に弱く、心がぐらつくと判断を誤ることもある。

所持アイテム
・謎の刻星(スターサイン)
誕生時から額に印されていた星型。運命を表しているという…
・(金)(○中に金)印危険シグナル(まるきんじるしきけんしぐなる)
胸にある(金)の文字。大金に心がぐらつくと点滅して危険を知らせる。ただし時々故障するらしい。

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シャーマンカーン(検索:第一次聖魔大戦 下心テクター事件)

通称  全情の神

スーパーゼウスの育ての親であり師でもある。よって天聖界の頂点であるSゼウスとは唯一対等に話せる存在である。

源層紀には始祖ジュラと並び最強の戦士と謳われたが、心ならずもジュラによるBゼウス吸収の原因を作ってしまった事を悔やみ、自らの戦闘力を封印し不戦を誓った。

戦いを放棄するもその人格と知識の豊富さにより、若い天使達を教え導く天聖界の教祖的存在である。

所持アイテム
・魔無予知シグナル  聖帽の縁中央にある印。大きな魔力を持つものが近づくと虹色に光り、聖帽が回転して危険を知らせる。
・心情ミラーディスク  胸にある『心』『情』の2枚の円盤。カーンの聖心と深い繋がりがあるらしい…

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