「月光のように」
イドネタこねつつ今頃また考察やってます。
ふと思いついたのでメモ。
『この狭い鳥籠の中で』での
「地に墜ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう」の
「月光のように」がずっと気になっていまして。
「窓辺に降り立った君は 月光のように 優しく笑った」から、
メルに関係しているんだろうなあ、とは、漠然と思っていたんですが。
そして「地に墜ちるその刻まで」は、
エリーザべトが死ぬときまで、ということかなと。
今日ぼーっと考えていて、ふと思ったのですが、
「月光のように羽ばたいて」って、
「メルのように生きて」…つまり「亡きメルの遺志を継いで」
と、取れないだろうか、と。
彼のしたかったであろうことをするつもりなのかな、と。
「地に墜ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう」は
もしかして、「命がけで彼の遺志を遂行しよう」と言っているんじゃないだろうか。
メルの遺志ってなんだろう。彼が生きていたらしたかったであろうこと。
…と考えると、テレーゼさんの(それとメル自身の)ための復讐…?
そこから、「夜の復讐劇」へと続くのかな、と思いました。
どんな形での復讐になるのかはわかりませんが。
はい、思いつきです。